こんにちは。京都市左京区のパーソナルトレーニングジム【the FIT CLUB 京都 下鴨】です。
今回はトレーニングと美肌の関係性についてご紹介します。
「最近、肌のくすみや乾燥が気になる…」
こんなお悩みの原因は紫外線や加齢だけではないかもしれません。実は、日々の運動習慣と肌の調子には深い関係があります。
the FIT CLUBでは、「ただ痩せる」ためではなく、“キレイに・健康になる”ためのトレーニングを提供しています。今回は、美肌を目指す女性にこそ知ってほしい「運動と肌の関係」を科学的に解説します。
① 肌細胞は“血液の質”で決まる。運動が与える2つの変化
運動によってまず得られる効果が「血流の改善」です。特に末梢血管や毛細血管の血行が良くなることで、肌細胞に酸素や栄養が行き届きやすくなります。
肌のターンオーバー(生まれ変わりの周期)は、20代で約28日。
年齢とともにそのスピードは落ちていきますが、運動習慣によってそのリズムが整い、くすみや乾燥の改善にもつながるのです。
② ストレスホルモン=“肌荒れホルモン”?コルチゾールと運動の関係
現代女性の肌トラブルの多くは「ストレス」が原因とも言われています。

ストレスを感じると分泌される「コルチゾール」は、皮脂分泌を過剰にし、ニキビや肌の炎症を引き起こすホルモンです。
しかし、適度な運動をすることでコルチゾールの分泌は正常化し、肌トラブルを根本から抑える効果が期待できます。
加えて、“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンやエンドルフィンが増えることで、自律神経も安定し、肌の回復力が高まります。
③ 汗をかく=肌によい、は本当?
「汗をかけばデトックスになる」とよく言われますが、厳密には誤解です。ただし、汗腺が活性化し、毛穴が詰まりにくくなるという点では、美肌にとってメリットがあります。
また、皮膚の常在菌バランスを整える作用もあるため、バリア機能の向上にもつながるのです。

大切なのは、運動後のスキンケアです。汗をそのままにしておくと、肌荒れやかゆみの原因になることもあるので、洗顔と保湿を忘れずに。
④ 運動すればするほど肌がキレイになる?その考え、ちょっと危険です
美肌目的の運動は良いことですが、やりすぎは逆効果になることもあります。
過度な運動は「活性酸素」を増やし、細胞の酸化(老化)を進める可能性があります。
また、食事制限だけのダイエットは、肌に必要な栄養素(タンパク質・脂質・ビタミン)を奪い、シワやたるみの原因にもなります。
だからこそ、自分に合ったトレーニングとバランスの取れた食事が非常に重要になってきます。
まとめ:美肌は“外から塗る”時代から、“内側から整える”時代へ
肌にいいスキンケアを選ぶのと同じくらい、毎日の血流とホルモンバランスを整えることが美肌づくりには重要です。その鍵を握っているのが、適度な運動習慣。
筋トレや有酸素運動によって、肌のターンオーバーは促進され、ストレスによる炎症も軽減されます。
「肌がきれいになったね」と言われるようになる変化は、内側からこそ生まれるのです。